こんにちは、Saoです。
紅葉が綺麗な季節になりましたが、みなさん、夏の疲れ、残っていませんか?
そんな時は、温泉ですよ!
今回は、日本では数えるほどしかない「天然炭酸泉」のひとつ、
山形県の山間にある肘折温泉郷「カルデラ温泉館」を紹介したいと思います。
肘折温泉の歴史
肘折温泉の開湯は、今から1200年余り前の807年(平安時代)とされています。
肘折温泉郷は、肘折(ひじおり)、黄金(こがね)、石抱(いしだき)の三つの温泉地からなり、湯治場風情が残る全国的にも珍しい温泉地です。
肘折温泉がある山形県大蔵村は「日本で最も美しい村」のひとつに選ばれたところで、温泉郷の入口では大きな「肘折こけし」のオブジェが出迎えてくれます。
発見にまつわる伝説も興味深く、その昔、豊後の国(大分県)からきた老人が山中で道に迷い途方にくれていたところ、老僧に出会います。
この老僧は「肘を折って苦しんでいたときに、この湯につかったところたちまち傷が治った。世の中にこの湯の効能を伝えなさい」と老人に伝えます。
それ以後、近くの農山村の人々が農作業の疲れを癒す温泉場として、また骨折や傷に有効な湯治場として有名になったようです。
またこの老僧は、地蔵権現という神様で、住んでいた洞窟は「地蔵倉」と呼ばれるようになり、今では縁結びの神として参詣が絶えないそうです。
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カルデラ温泉館
カルデラ温泉館は温泉街の中心部から徒歩で20分ほど離れた、黄金温泉と呼ばれるエリアにある日帰り温泉施設です。
カルデラ温泉館 | |
住 所 | 〒996-0301 山形県最上郡大蔵村黄金温泉 |
電 話 | 0233-76-2622 |
定休日 | 毎週 水曜・木曜日(祝日の場合は営業) |
入浴料 | 大人500円、小学生250円、幼児無料 |
URL | www.hijiorionsen.jp |
入浴時間 | |
月曜日~土曜日 | 入浴 9:30 ~ 17:00 ※入館受付は(16:30)までとなります。 |
日曜日・祭日 | 入浴 9:30 ~ 18:00 ※入館受付は(17:30)までとなります。 |
八角形の建物の部分が浴場棟になっていて、建物内はレトロモダンな雰囲気が漂います。
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超冷炭酸泉
内湯に注がれているのは、炭酸泉ではなく、黄金温泉を代表する源泉です。
泉質はナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉で、うっすらと緑がかっています。
炭酸泉はというと、大浴場の一角に別に設けられています。
こちらの泉温は約8℃と本当に冷たく、全身浴は無理なので、手と足の部分浴を楽しみます。
手を入れると、本当に冷たくてキンキンとした痛みを感じます。
炭酸泉に含まれる炭酸ガスが皮膚に刺激を与え、毛細血管を拡張させ、血行がよくなるため、肌が赤くなるようです。しかし、本当に冷たいです!!!
キンキンになった手を温かいほうの浴槽へ入ると、じわーっと温められていきます。
この「冷たい温泉」と「温かい温泉」を繰り返すことで、体の芯から温まりますので、冷え症の改善に効果がありそうです。
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男女別の浴場へ入る手前には、炭酸泉を柄杓ですくって飲む、飲泉所があります。
口に含むとシュワッとした刺激があり、甘みをつけていない炭酸水を飲んでいるようです。
飲泉をすると内臓の働きが活発になり、便秘にも効果があります。
受付でペットボトルを購入すれば、持ち帰ることもできます。
露天風呂もあるようですが、2020年10月2日は残念ながら内湯のみの営業でした。
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まとめ
源泉がここまで冷たく、しかも希少な天然の炭酸泉に入れるなんて、なかなか経験できないので、今回は貴重な体験となりました。
温冷交互浴を楽しめたおかげで、入浴後もしばらくぽかぽかして、心身共にリセットされたようです。
みなさんも機会があれば是非、希少な天然炭酸泉で日頃の疲れを癒してみませんか?
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