こんにちは、Saoです。
YOSHIKIさんが紺綬褒章を受章したことが、3月9日付の政府官報を通じて発表されましたね。
「紺綬褒章」。
なんだか難しい字が並んでいますが、読み方は「こんじゅほうしょう」と読みます。
さて、この「紺綬褒章」、どんな褒章でどのような人が受賞するのか、調べてみました。
「紺綬褒章」とは
「紺綬褒章」とは、私財を寄付するなど、公益に関して功績の著しい人に政府が栄典として与える、
紺のリボンのついた記章をいいます。
公益のために多額の寄付をした方に贈られる、というもの。
褒章は、短期間の功績に対しても与えられ、団体にも贈られます。
ちなみに「叙勲(じょくん)」は、長期間に渡って功績をあげ続けた方に与えられる章で、個人に与えられる章です。
「長期間に渡って」ということから、年齢も70歳以上の方が多く、
若い方が受けるということはほとんどないようです。
YOSHIKIさんの功績
YOSHIKIの慈善活動は、今年だけでも、自身の運営する米国非営利公益法人 501(c)(3)“YOSHIKI FOUNDATION AMERICA”を通じ、台風19号の被災者支援の為に、日本赤十字社に対し1,000万円、台風15号発生時にも、被災地である千葉県に1000万円を寄付。そして即座に来日し、現地でのボランティア活動も行った。他にも、「京都アニメーション 支援金の預かり専用口座」へ1,000万円、レオナルド・ディカプリオが立ち上げた米Earth Allianceによる“アマゾン熱帯雨林基金”にも10万ドル(約1,000万円)を寄付している。また、アメリカの“マイアミ大学フロスト音楽校”に15万ドル(約1,600万円)、そして、韓国・江原道山火事で被災した子供達の支援の為、“ChildFund Korea”へ1億ウォン(約1,000万円)の寄付も行った。
これまでの主な活動としては、2018年7月の西日本豪雨災害に1,000万円、同年9月の北海道胆振東部地震に1,000万円、2017年には、アメリカで起きたハリケーン・ハービーの被災者の為にグラミー賞を主催することで知られるレコーディング・アカデミーのチャリティ財団“MusiCares©”を通じて100,000ドル(約1,000万円)、そして2016年の熊本地震の際にも1,000万円を寄付。2015年には、X JAPAN として、石巻のライブハウスにて行った東日本大震災復興支援ライブの収益金2,800万円を全額寄付している。
その他にも、国内外問わず、日本赤十字、メイクアウィッシュ財団、米グラミーファンデーションや小児がんの子供たちを支援する米パブラブファンデーションなどへ継続的な支援を行っている。
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化する中、
YOSHIKIさんは日本国内のみならず、アメリカでの食糧難パニックの沈静化支援の為に、
LAの「Meal on Wheels」へ2万4,000ドル(約250万円)、
そして、公演中止の影響を受けた世界中のミュージシャンや音楽業界で働く人達を支援する為に、
グラミー賞の主催で知られるレコーディング・アカデミー®とその関連慈善財団MusiCares©が設立した「COVID-19救済基金」に10万ドル(約1,000万円)を寄付するなど、世界中を股に掛け、様々な支援活動を行っているのです。
それらの積極的な慈善活動と影響力が評価され、
2019年には「Forbes Asia」が発表した「アジア太平洋地域の最も優れた慈善家30人」の一人に選ばれています。
この「アジア太平洋地域の最も優れた慈善家30人」。
YOSHIKIさんの他には、
- 中国を拠点としたECサイトの最大手「アリババ」の創業者であり、今年会長職を引退したジャック・マー氏
- 「イニスフリー」や「エチュードハウス」など、近年日本でも人気のコスメブランドを多数擁する韓国の化粧品メーカー「アモーレパシフィック」CEOのソ・キョンベ氏
- インド第2位のIT企業「wipro」の創設者兼会長のアジム・プレムジ氏
- フィリピンの女優・エンジェル・ロクシン氏
などなど、さすが!やはり世界的にすごい方々が選ばれていますね。
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褒章には色がある
褒章は働きやその成果の内容によって色が違います。
赤、紅(べに)と書く紅綬褒章(こうじゅほうしょう)は、己の危険を顧みず、人命の救助をした方へ贈られます。
2011年に川でおぼれた男児を協力して救助した中学2年生(13歳)の少年が史上最年少で受章しています。
緑の緑綬褒章(りょくじゅ)は社会奉仕やボランティア活動に従事した方へ贈られます。
黄色の黄綬褒章(おうじゅ)は仕事に専念され、人々の模範となる方、例えば会社の社長や職人の方などです。
紫の紫綬褒章(しじゅ)は、学者や芸術家に贈られるもので、2014年にフィギアスケートの羽生結弦さんが受章されました。
藍色の藍綬褒章(らんじゅ)は公共の利益を供した方々、大学教授や保護司、民生委員や消防団のかた等に贈られます。
紺色の紺綬褒章(こんじゅ)は公益のために多額の寄付をした方に贈られます。YOSHIKIさんはこれにあたりますね。
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去に受賞した有名人
最近ですと、中居正広さんや香取慎吾さん、
歌手の浜崎あゆみさんが、YOSHIKIさんと同じ紺綬褒章を受章しています。
過去にはさまざまな有名人も受章しています。
1918年・1930年 | 実業家 渋沢栄一氏 | 黄綬褒章、紺綬褒章 |
1938年 | パナソニック創設者の松下幸之助氏 | 紺綬褒章、藍綬褒章 |
1969年 | 歌手 美空ひばりさん | 紺綬褒章 |
1999年 | 元プロ野球選手の野村克也さん | 紺綬褒章 |
2006年 | 歌手 谷村新司さん | 紫綬褒章 |
2006年 | 歌手 小林幸子さん | 紺綬褒章 |
2007年 | 元プロ野球選手の新庄剛志さん | 紺綬褒章 |
2020年 | 「ZOZO」創設者の前澤友作さん | 紺綬褒章 |
まだまだ他にも受賞されている方はいらっしゃいますが、
少し調べただけで、これだけの方が受賞されていることがわかりました。
素晴らしいですね。
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まとめ
「紺綬褒章」(こんじゅほうしょう)とは、私財を寄付するなど、公益に関して功績の著しい人に贈られるもの。
YOSHIKIさんは、世界に様々な支援活動をされていることがわかりました。
なかなか筆者のような一般人には、YOSHIKIさんのように多額の金額を支援することはできませんが、微力でも筆者が出来ることから行っていきたいなと思いました。
YOSHIKIさん、紺綬褒章おめでとうございます!(‘◇’)ゞ
Thank you so much for watching