こんにちは、Saoです。
東京2020パラリンピック競技大会は、2021年8月24日から9月5日までの13日間、日本の東京都で開催されます。
東京2020パラリンピックでは22競技が実施されますが、ふと気になったのがマラソンの伴走者の方。
選手と同じように頑張った伴走者もメダルってもらえるのか、伴走者ってどんな役割があってどんな存在なのか、などを調べてみました。
伴走者もメダルはもらえるのか?
伴走者もメダルがもらえるチャンスはある。
マラソンは距離が長いので、複数の伴走者が途中で交代することが多いそうですが、最初から伴走者を1名のみでエントリーして完走し成績が3位以内に入れば、伴走者にも選手と同じメダルが授与されるんだそう!
一緒に頑張って掴み取ったメダルとなれば、これほど嬉しいことはないですよね!
現在のルールでは、5000m以上のレースは2人まで伴走者をつけることができるそうです。
レース中、伴走者は1度だけ交代ができるってことですね。
パラリンピックでは、選手と伴走者の命綱ともいえるロープの”絆”を持ち替える瞬間の、「3人のチーム」に注目してみるのもいいかもしれませんね。
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伴走者の存在
視覚障害者マラソンにおいて、ランナーの走りになくてはならないのが「伴走者」の存在です。
選手と伴走者が1本のロープを握り併走するのですが、このロープを「絆(きずな)」と呼ぶんだそうです。
とっても素敵なネーミングですよね!
「絆」と呼ばれる伴走ロープを通して、選手と伴走者が一心同体となり競技に取り組みます。
レース中、選手と伴走者は、声を掛け合いながら走りますが、伴走者には、選手の安全確保、コース状況、体調の変化等に注意しながら、常に的確な判断と言葉が求められます。
伴走者は走力があるのはもちろんのこと、周囲や路面状況などを的確に選手に伝え、選手がパフォーマンスを最大限に出せるように声がけをしながら走らなければなりません。
選手の息遣いや伴走ロープ”絆”の感触から「疲労が出てきたかな」と選手の余力を感じたり、ライバル選手の表情や汗のかき具合を確認したり、どういう声かけをしたら頑張れるか、普段の生活や練習・レースの中で、感じ取らなければならないことがたくさんあります。
これは選手以上に大変なんじゃないのかな、と思います。
お互い調子のいい時ばかりではないでしょうから、そこはお互いの信頼関係が大事になってくるんだろな~。
伴走者の方って、本当にすごいです・・・。
選手と伴走者の綺麗なシンクロがあってこその、好記録ですもんね!
横から写真を撮ると重なり合って一人で走っているように見えることもあるんだそうです。まさしく「一心同体」ですね!
伴走者は、選手の前を走ったり引っ張ったりすると失格となるため、最後まで気が抜けない大事な役目。
そのため伴走者は、無事ゴールまでたどり着いた時、選手や仲間と分かち合う喜びや達成感は格別なんだそうです。
達成感もあるでしょうけど、安堵感も半端でない感じがします!無事に怪我無く完走をサポートできた嬉しさは、本当に格別なんじゃないかなと思います。
レース中、ゴール後の選手と伴走者の姿に注目ですね!
ランナーと同じロープを持ち、アップダウンやカーブでの声かけをする伴走者は、スキルはもちろん、ランナーとの相性も大切。
中には、伴走者に恵まれないことで、練習を継続できないランナーもいるのだそうです。
せっかく力のある選手なのに、相性のいい伴走者と巡り合えないために、練習を継続できないなんて、本当につらいですよね。
今回パラリンピックに出場している 陸上・マラソンの道下 美里(みちした みさと)選手も、最初は仲間が見つからなかったそうですが、より具体的な目標を口にすることで、次第に仲間が出来たんだそうです。
「例えば、『朝の6時から7時に家の近くを走りたい』など、周りに具体的に伝えてみることにしたんです。
そうしたら知り合いの方が、私の同じマンションに住んでいる方に走っている人がいないか探してくれて。
そのおかげで、朝練習では同じマンションの方に伴走者をお願いして一緒に走らせてもらっています。(笑)」
「おかげで仲間に恵まれて走れています」と、感謝の気持ちを語りました。
画像引用:https://www3.nhk.or.jp/
現在はいい仲間と走ることができているようで、良かったです!
道下 美里(みちした みさと)選手は、このパラリンピックでメダル有望の注目選手!
144cmと小柄な体型を生かしたピッチ走法で、日本人らしい粘り強い走りが特徴。
応援していますよ!悔いのない走りを!(*’▽’)がんばれ~!
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【パラリンピック】マラソン伴走者もメダルもらえる?伴走者の存在役割とは?のまとめ
伴走者もメダルはもらえるのか?
- 伴走者もメダルがもらえるチャンスはある。
- 最初から伴走者を1名のみでエントリーして完走し成績が3位以内に入れば、伴走者にも選手と同じメダルが授与される。
伴走者の存在
- 視覚障害者マラソンにおいて、ランナーの走りになくてはならないのが「伴走者」の存在。
- 選手と伴走者が1本のロープを握り併走するが、このロープを「絆(きずな)」と呼ぶ。
- 伴走者には、選手の安全確保、コース状況、体調の変化等に注意しながら、常に的確な判断と言葉が求められる。
- 伴走者は走力があるのはもちろんのこと、周囲や路面状況などを的確に選手に伝え、選手がパフォーマンスを最大限に出せるように声がけをしながら走らなければならない。
伴走者の方と一緒に頑張る選手の皆さん、そして伴走者の方、頑張ってくださいね!
応援していますよ~!(^O^)/
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