こんにちは、Saoです。
12月になると我が家のお風呂には、ゆずが浮かびます。
とってもいい香りで、入る前から癒されますが、入っても良し!で体が温まりぽかぽかします。
昔から「ゆず湯に入れば風邪をひかない」と言いますし、なんだか、こういうのって、風情があっていいですよね!(´艸`*)
寒さが本格的になるこれから、季節湯を上手に使いたいと思いますが、ゆず湯の他にどんな季節湯があるのでしょうか?
季節湯
「季節湯」とは、その季節の旬の植物をお風呂に入れて入浴することをいいます。
日本にはこうした季節ごとに旬のものをお風呂に入れて入る風習があります。
医療技術が乏しかった時代から、旬のものによる効果に期待し「季節湯」が一般的になったようです。
やはり旬のものは、食べると体にいいといわれていますが、お風呂でも同じことが言えるんですね!
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12月 柚子湯
柚子湯は、冬定番の季節湯ですよね。
冬至に柚子湯に入ると、1年風邪をひかないと言われています。
柚子湯は、柚子を丸ごと1つ使います。半分に切り、そのままお風呂に入れてもよいですし、しぼり汁をお風呂に入れるもよし!柚子のさわやかな香りが、気持ちをほっこりさせてくれます。
柚子は蜜柑の皮と同様に、血行促進の作用があるため、体を温めてくれます。
また、新陳代謝が活発になるので、疲れや痛みが和らぎ、冷え性にも効果があります。
柚子湯で冷えた体を芯から温め、寒いこの時期を健康に過ごしたいですね。
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1月 松湯
1月は松湯です。
新年を迎えるにあたり、門松を飾りますよね。
門松は「神の依代」といわれ、神霊が下界に降りてくるための目印になると考えられていて、
「松」は「神様をまつ(待つ)木」を意味するといわれています。
松の花言葉は「不老長寿」、松湯は年頭にふさわしい縁起の良い季節湯なのです!
松湯に使う松は、門松で使用した松から葉だけをとり、樹脂をよく落とし、そのままお風呂に浮かべて松湯を楽しみます。
または、生の松の葉をよく洗い、鍋に入れ水から火にかけ煮だし、布でこし、煮汁をお風呂にいれて入ります。
松に含まれる精油は、皮膚を刺激し血行促進しますので、神経痛やリュウマチ、肩こりや腰痛に効果があります。
また、松の清々しいにおいにもリフレッシュ効果や、殺菌・浄化作用があります。
松の木自身も、身を守るためにこの効果が働くんだそうです。
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2月 大根湯
2月は大根湯です。
あまり聞きなれない大根湯ですが、葉つき大根が手に入ったら、ぜひ試していただきたい季節湯です。
大根1本の葉を風通しの良い日陰で3~10日程乾燥させ、細かく刻んで布の袋などに詰め、
お風呂にいれます。
また、生の葉を刻んですり鉢ですり、しぼり汁をお風呂に入れて入浴するといった楽しみ方もあります。
干した大根の葉には、温泉成分の塩化物や硫化イオンなどの成分が多く含まれており、保湿効果・新陳代謝を促進する働きがあります。
風邪をひいた時は、大根のはちみつ漬けや、大根としょうがのすりおろしをお湯に溶かして飲んだりしますよね。大根の辛み成分が炎症を鎮め殺菌し、せきなどを止める効果があるためです。
食べて良し、飲んで良し、入って良し!の大根。
大根湯で温まり、寒い冬を上手に乗り切りたいですね。
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まとめ
12月 柚子湯
- 柚子は、血行促進の作用があるため、体を温めてくれる。
- 新陳代謝が活発になるので、疲れや痛みが和らぎ、冷え性にも効果がある。
1月 松湯
- 松湯は年頭にふさわしい縁起の良い季節湯。
- 皮膚を刺激し血行促進、神経痛やリュウマチ、肩こりや腰痛に効果がある。
- 松の清々しいにおいにもリフレッシュ効果や、殺菌・浄化作用がある。
2月 大根湯
- 干した大根の葉には、保湿効果・新陳代謝を促進する働きがある。
- 風邪をひいた時、大根のはちみつ漬けや、大根としょうがのすりおろしをお湯に溶かして飲むと、炎症を鎮め殺菌し、せきなどを止める効果がある。
寒い冬に活用したい季節湯、いかがでしたか?
暖かい暖房器具などが無い時代、先人は生活の中からうまく自然のものを活用し、厳しい冬を乗り越えてきたんですね。
そんなことを考えながら、今夜は季節湯にしてみませんか?
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