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山形の秋のご馳走「もってのほか」

こんにちは、Saoです。

山形の秋と言えば、代表的なもので「芋煮」がありますが、「もってのほか」という菊もあることをご存じですか?

秋の山形の食卓に、彩りを添える、とっても美味しい旬の食材です。

もってのほかとは?

独特の風味と味の良さ、美しさから「食用菊の王様」と呼ばれ、正式には「延命楽(えんめいらく)」という名の品種ですが「もってのほか」「もって菊」という愛称で広く知られています。

食用菊に含まれているクロロゲン酸とイソクロロゲン酸には、発ガン予防効果悪玉コレステロールを押さえる効果などがあると発表されています。

また、抗酸化作用に優れ美肌効果をもたらすビタミンB2、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれているので、女性にとって嬉しい食材ですよね!

そして、このちょっと変わった名前の由来は、
「天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか」だとか、
「もってのほか(思っていたよりもずっと)おいしい」、と諸説あります…。

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美味しい食べ方は?

食用菊は花びら(花弁)の部分を食べますが、もってのほかの花びらは、筒状になっているため、茹でても形が崩れないのです。しゃきしゃきとした歯ざわりが特徴で、サッと茹でた花びらを、和え物、おひたし、酢の物、そのまま、天ぷらなど、食べ方はいろいろです。

茹でるときに酢を加え、歯ざわりを楽しむため、茹ですぎないのがコツ。
淡い紫色の花びらが、茹でると鮮やかな紅紫色に変わり、食卓に彩りを添えます。
黄色の食用菊と混ぜても、とても彩りがよく、きれいですよ!

茹で方

  1. 花びらを摘み、バラバラにします。
  2. 沸騰したお湯に、大さじ1程度のお酢を入れ、1の、ばらした菊を入れます。
  3. 一度返し再度沸騰させたら、冷水にさらして冷まし、ざるにとり水気を切ります。

美味しい食べ方

・茹でて、酢醤油をかけて。
(シンプルに、この食べ方が1番!菊のしゃきしゃき感と芳香がなんとも言えない!)

・ほうれん草と一緒に、お浸しとして。

・チラシ寿司や巻き寿司に。

・花をばらさず、そのまま天ぷらに。

1度に食べきれなかった時は

水を切って小分けに冷凍すれば、半年ほど保存できます。解凍は自然解凍で。
保存がきくので、お正月などのお料理にも使えますよ!

地元を離れた若いときは、そんなに恋しくなかったこの「もってのほか」も、今この時期になると、不思議と食べたくなります。故郷を思い出させてくれる、この時期しか味わえない旬の食材ですね。

「なんだず、かんがえでだら、くだぐなってきたは~ぁ!」
(なんと、考えてたら、食べたくなってきたよ~!)

すみません・・・山形弁が出ちゃいました!(笑)

「もってのほか」をいただく機会がありましたら、是非このシャキシャキとした触感と、色鮮やかな見た目を楽しんでみてくださいね!ほんてん んまいがら!(本当においしいから!)

 

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