こんにちは、Saoです。
みなさんは日本酒はお好きですか?
この時期、よく店先で見かける「新酒」や「初しぼり」。
「新酒」がたくさん出回る時期で、日本酒好きにはたまらないこの季節!( *´艸`)
食べ物にも一番美味しいとされる「旬」があるように、日本酒にも「旬」があるようです。
今回は、日本酒がおいしい時期や、「新酒」の意味、「初しぼり」と「しぼりたて」の違いなどを調べてみました。
日本酒が一番おいしい時期は、冬!
日本酒造りは7月1日から、翌年の6月30日までが1年とされています。
秋に収穫される新米を使って日本酒が造られ、初めてしぼられるのが、だいたい12月から翌年1月までの冬の期間です。
そして、この時期に出来上がったばかりの日本酒を、「新酒」や「しぼりたて」と呼びます。
冬はたくさんの「新酒」が出回る時期ですので、「旬」ともいえますね。(^^)
日本酒は、時間の経過と共に、味が変化していきます。
「造りたて」「できたて」の時と、一年近く経った後とでは、同じお酒でも味が違います。
フレッシュなお酒が好きな人には、「造りたて」「できたて」が一番ですが、熟成酒が好きな人は、一年近く経ったお酒が一番!となるので、同じお酒でも、飲む人の好みで「旬」も違ってくるともいえます。
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新酒とは?
日本酒造りの1年は、7月1日から、翌年の6月30日までが1年。
秋の収穫米を使い、日本酒が造られ、初めてしぼられる12月から翌年1月まで、冬のこの時期に出来上がったばかりの日本酒を、「新酒」や「しぼりたて」と呼びます。
新酒は出来たてなので、ピリピリした感じがあったり、口の中で弾けるような感じがするのが特徴です。
若々しいとか、荒々しい感じがして、心地よい刺激があり、それが新酒の良さでもあるといえます。その刺激が、飲んだ後の口の中をさっぱりさせ、そしてまた飲みたくなるんですよね!
究極の新酒とも言えるのが、最近注目を集めている「立春朝搾り」です。
これは文字通り立春の日の朝に搾ったお酒をそのまま瓶に詰めて出荷して、その日のうちに酒屋さんに並ぶというお酒です。
まさに、日本酒のボジョレー・ヌーボーですよね!
朝できたばかりのお酒を夜には飲めるなんて、新鮮この上ない、贅沢!
酒蔵でしか味わえない、生まれたてのお酒「立春朝搾り」是非とも楽しむ価値ありです!
また、新酒の季節は、にごり酒の季節でもあります。
粗く越して、もろみがお酒の中に残っているにごり酒は、冬から春にかけてのお酒になり、どぶろくもこの時期に多く出ます。
中でも「活性にごり」という、まだ菌が生きていて瓶の中で発酵が進んでいる、炭酸感を楽しめるこのお酒は、完全に【時期限定】もの。しゅわしゅわする味わいは、やみつきです。
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「初しぼり」と「しぼりたて」の違い
「しぼりたて」も新酒で、「初しぼり」も新酒です。
何が違うのか・・・
「しぼりたて」は絞ってすぐに出荷された日本酒。
「初しぼり」は秋に収穫されたお米を初めて仕込んで、初めて絞った日本酒の事。「しぼりたて」の中でもその年1番最初のもろみをしぼったお酒のことを言います。
しぼりたての日本酒は、貯蔵期間が短いためフレッシュな風味が特長です。
しぼりたての新酒は、デリケートなお酒。香りや味わいが変化しやすいため、冷蔵庫で管理し、開栓後はできるだけ早く飲み切ることをおすすめします。
通常お酒は、出荷前に二度火入れ処理(熱湯に浸すこと)をしてから出荷されます。
しかし「しぼりたて」はできたてのフレッシュ感を大切に、火入れをしない生酒のまま瓶詰めします。
冬に搾られたその状態のまま、火入れを行わずに卸される日本酒は「生酒」と呼ばれます。
「しぼりたて」も生酒になりますが、その中でも11月~3月あたりに出荷されたものを「しぼりたて」と呼ぶことが多いようです。(きちっとしたな定義があるわけではないので、蔵元や出荷時期によっては呼び方がかわることもあります。)
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杉玉の意味
杉玉はおおむね2月~3月に飾られ始めます。
日本酒の造り酒屋などの軒先には「今年も新酒ができましたよ!」と知らせるために、杉玉が吊されます。
最初の杉玉は茶色ではなく、杉本来の緑色をしています。
そして夏頃には、緑が薄くなり、秋ごろには枯れて茶色くなります。
この杉玉の色から、旬の日本酒が何なのかを知ることができるのです。
・緑色(2月~6月ごろ)は、新酒の季節
・薄い緑(初夏~夏ごろ)は、夏酒
・枯れた茶色(秋ごろ)は、ひやおろしの季節
季節の移り変わりとともに変化していく杉玉の色を見て、日本酒の熟成度合いを知るとは、なんとも粋ですよね~!
杉玉はもともとは「良いお酒ができますように」との願いを込められた、願掛けの玉で、今では全国の酒蔵や酒屋に広がり、各地で見ることができます。
今度杉玉を見かけたときには、杉玉の色をよく見て「今晩は何を飲もうか」と考えてみるのも楽しいですね。( *´艸`)
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日本酒の瓶の色について
日本酒が並ぶ酒屋の冷蔵庫を見ると、様々な色の瓶が並んでいます。
いろんなの色がある瓶ですが、一番多かったのは茶色。
一升瓶は昔はほとんどが茶色だったそうで、その理由は光を遮り、瓶の中の酒を変質させないため。
紫外線が当たると「日光臭」と呼ばれる不快な匂いが生じるんだそう。
緑色も、茶色と同じく紫外線をシャットアウトしてくれるため、使用されているそうです。
他にも、その商品の個性をわかりやすくする為に夏のお酒なら青い瓶、にごり酒なら透明瓶と、商品に合わせて瓶を選んでいる事もあるそう。
確かに!夏などの暑い季節は、青い瓶ですと涼し気で、見た目も良いですし、にごり酒など、透明の瓶に入れると白が際立ちますよね!(*´▽`*)
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まとめ
日本酒が一番おいしい時期は、冬!
- 日本酒造りは7月1日から、翌年の6月30日までが1年とされている。
- この時期に出来上がったばかりの日本酒を、「新酒」や「しぼりたて」と呼ぶ。
- 冬はたくさんの「新酒」が出回るため、「旬」ともいえる。
新酒とは?
- 秋の収穫米を使い、日本酒が造られ、初めてしぼられる12月から翌年1月まで、冬のこの時期に出来上がったばかりの日本酒を、「新酒」や「しぼりたて」と呼ぶ。
- 新酒は出来たての為、ピリピリした感じがあり、口の中で弾けるような感じがするのが特徴。
- 「立春朝搾り」は、立春の日の朝に搾ったお酒をそのまま瓶に詰めて出荷して、その日のうちに酒屋さんに並ぶというお酒。
- 「活性にごり」は、まだ菌が生きていて瓶の中で発酵が進んでいる、炭酸感を楽しめるお酒。
「初しぼり」と「しぼりたて」の違い
- 「しぼりたて」は絞ってすぐに出荷された日本酒。
- 「初しぼり」は秋に収穫されたお米を初めて仕込んで、初めて絞った日本酒の事。「しぼりたて」の中でもその年1番最初のもろみをしぼったお酒のこと。
- しぼりたての日本酒は、貯蔵期間が短いためフレッシュな風味が特長。
- しぼりたての新酒は、香りや味わいが変化しやすいため、冷蔵庫で管理し、開栓後はできるだけ早く飲み切る。
杉玉の意味
- 杉玉はおおむね2月~3月に飾られ始める。
- 日本酒の造り酒屋などの軒先に今年も新酒ができた事を知らせるため、杉玉が吊される。
- 杉玉の色を見て、日本酒の熟成度合いを知る
- ・緑色(2月~6月ごろ)は、新酒の季節
- ・薄い緑(初夏~夏ごろ)は、夏酒
- ・枯れた茶色(秋ごろ)は、ひやおろしの季節
日本酒の瓶の色について
- 一升瓶が茶色や緑の色がついているのは、は光を遮り、瓶の中の酒を変質させないため。
- 商品に合わせて瓶を選んでいる事もある。
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